皆さんはRed Hat Enterprise Linux、RHEL が Microsoft Azure でサポートされていることをご存知でしょうか?
2015年11月にレッドハットとマイクロソフトは戦略的な提携を発表しました。そしてその成果の1つとして、2016年2月から Azure 上で、「 RHEL の仮想マシンのテンプレート」ともいえる、RHEL のイメージが利用可能になりました。Azureの管理ポータル画面で操作するだけで、数分で RHEL をデプロイできるようになっているのです。

では、RHEL を Azure で使うと何がいいのか、導入事例からそのメリットをご紹介します。

RHEL 導入事例

「ソニーグローバルマニュファクチャリング&オペレーションズ株式会社
「高いカスタマー サポート品質を維持しつつ、同時にコスト削減を Azure に移行することにより達成。Red Hat Enterprise Linux などを IaaS で効率的に移行し、中長期的には PaaS 活用により、さらなるコスト削減を実現」
https://www.microsoft.com/ja-jp/casestudies/sony-global-mo.aspx

RHEL を Azure で使うメリットとは

  1. IaaSでこれまでの資産を活かしながら移行できる。
    Azure であれば、オンプレミスの環境等から IaaS への移行もスムーズです。Azure では、Azure Marketplace に RHEL のイメージが提供されているので、管理画面で操作するだけで簡単に RHEL を立ち上げることができ、オンプレミスの環境と同じ RHEL をクラウドで使うことができるのです。
  2. PaaS を活用し、短期でクラウド イネーブルドな移行ができる。
    Azure であれば、RHEL を使える IaaS に加えて、PaaS を使い分けることができるため、スムーズにクラウドの導入を進めることができるのです。例えば、Web サーバーは Azure Web Appsという PaaS を使って構築や運用の作業を大幅に削減し、DBサーバーはオンプレミスと同じように IaaS で RHEL にDB を構築してカスタマイズしたりチューニングしたりすることができます。
    また、IoTAI を利活用する際にも、様々な PaaS が用意されており、クラウドならではの最先端のテクノロジーをすぐに簡単に組み合わせることができるのです。
  3. 業務やビジネスの状況に合わせて、スケールを変えることができる。
    クラウドでは、必要性に応じて、仮想マシンのサイズ(CPUやメモリー、ストレージのサイズ)を変えたり、仮想マシンの数を増やしたり減らしたりすることができます。そして Azure であれば、仮想マシンの使用料金は分単位で課金されるため、必要最低限のコストに抑えることができるのです。
    今までのオンプレミス環境のように、近い将来予想される性能に合わせて予めシステムを購入する必要がないため、予想に反してコストが高くなることもなく、コストを最適化することができます。
  4. Red Hatを利用する企業の導入を促進するパートナー支援プログラム 「Red Hat on Azure Partner Network」を活用できる。
    Azure であれば、レッドハットとマイクロソフトがパートナー向けに提供するプログラムを活用して、技術スキルを育成したり、いち早く最新の技術情報を入手して、よりよいレッドハットソリューションを Azure 上で導入することができるのです。
  5. マイクロソフトから RHEL を含むサポートを受けられる。
    Azure のサポートサービスを利用することで、Azure についてのサポートはもちろんのこと、RHEL についてもサポートを受けることができるのです。
    マイクロソフトのサポートサービス提供拠点では、レッドハットのサポート技術者が常駐しており、統合サポートを受けることができます。
  6. ExpressRoute を活用することでセキュアに接続し、オンプレミスとデータを連携できる。
    Azure であれば、仮想的にプライベートクラウド環境を作ることができる接続サービス ExpressRoute を利用することで、自社内のネットワークにあるシステムを、パブリッククラウド上で実現することができるのです。
  7. ポータル画面だけで管理作業を集約できる。
    Azure であれば、数十台でも数百台でも、仮想マシンの状態を 1 画面で視覚的に見ることができ、リアルタイムに確認できるので、ポータル画面だけで管理作業を集約でき、各仮想マシンにログインして確認する必要がないのです。

早速試してみる

RHEL をオンプレミス環境で使ってきた方は、簡単かつ便利に RHEL を利用できる Azure を試してみてください。これまでにないスピードで、コストを最適化しながら柔軟にスケールできる環境を体感したら、やりたかったことを今すぐ簡単にできることに気づくはずです。
https://azure.microsoft.com/ja-jp/campaigns/redhat/